嚥下障害
嚥下障害
ノドの機能には呼吸・発生がありますが、もう一つ大事な機能が、のみ込んだ食塊を正しく食道に送り込むという食べ物の交通整理という機能があります。 この機能が損なわれると、食事をするとむせる、上手く飲み込めないなどの症状が現れます。
脳梗塞・脳出血・脳腫瘍などの生命に直接かかわる疾患の一症状として残っている場合。
咽頭・喉頭の疾患により起こる場合、また音声疾患の一つである反回神経麻痺になった場合、音声のみならず嚥下にも影響のでる場合。
内視鏡下嚥下検査といって、鼻腔から喉頭ファイバースコピーという内視鏡を挿入して、実際着色水・着色したトロミ水を嚥下した時の形態を確認します。
体位変化・摂食物の形態性状を変更しての機能改善が望める場合には、保存的治療の適応になります。一方外科的治療が必要になる場合もあります。